タカセン'CAFE
http://rakuda-takasen.com



... Lastupdate 2021.09.01

コロナ禍の今こそ気を付けたい! 乾燥・肌荒れ対策

新型コロナ感染対策で、手の洗浄、アルコール消毒の機会が増えたため、手の乾燥、あかぎれ、ひび割れが特に多くみられます。

手指の痛みが仕事や日常生活に支障をきたします。

保湿剤やハンドクリームを塗って保湿しながら、軟膏など専用の外用剤、液体絆創膏、絆創膏などで患部を保護しましょう。


マスクも乾燥や肌荒れの原因に!


感染対策に欠かせないマスクですが、外す際に内側の湿気が一気に蒸散し、肌の水分も奪われ乾燥の原因になります。

また、着脱時の摩擦による刺激や、洗浄後に残った洗剤成分により、赤みやかぶれを起こすことがあるほか、マスク内の温度、湿度が上昇することで、ニキビの原因となる雑菌やアクネ菌の増殖、肌荒れを引き起こします。

マスクの素材選びやこまめなケアを行ない、肌を健やかに保ちましょう

マスク選び・装着のコツ

・綿ガーゼやシルクなどの天然素材を選ぶ

・化学繊維でできたマスクを使用する場合は、マスクと肌の間にガーゼやコットンなどの柔らかい素材を挟む

・マスク内の汗、湿気はこまめに拭き取る

・家ではマスクをはずし、肌を保湿する


改善がみられない場合は皮膚科へ

一見乾燥による炎症のようでも、自己診断を誤ると症状が悪化する場合があるので注意が必要です。


例えば、乾燥による湿疹と水虫は症状がよく似ていて、市販の外用剤によってかぶれを起こすケースもあります。

市販薬は、医薬品に比べて添加物が多く、かゆみや肌荒れ、かぶれの症状を起こしやすいので、改善がみられない場合は医療機関を受診しましょう。


乾燥により症状が悪化しやすい皮膚の病気も多くあります。バリア機能の低下により皮膚が乾燥するアトピー性皮膚炎や、シェーグレン症候群なども、秋、冬になると湿度の低下に伴い悪化しやすい傾向にあります。